第2 各学年の目標及び内容〔第5学年及び第6学年)
- 目 標
- 目的や意図に応じ,考えた事や伝えたい事などを的確に話すことや相手の意図をつかみながら聞くことができるようにするとともに,計画的に話し合おうとする態度を育てる。
- 目的や意図に応じ,考えた事などを筋道を立てて文章に書くことができるようにするとともに,効果的に表現しようとする態度を育てる。
- 目的に応じ,内答や要旨を把握しながら読むことができるようにするとともに,読書を通して考えを広げたり深めたりしようとする態度を育てる。
- 内 容
- 話すこと・聞くこと
- 話すこと・聞くことの能力を育てるため,次の事項について指導する。
- 考えた事や自分の意図が分かるように話の組立てを工夫しながら,目的や場に応じた適切な言葉遣いで話すこと。
- 話し手の意図を考えながら話の内容を聞くこと。
- 自分の立場や意図をはっきりさせながら,計画的に話し合うこと。
- 書くこと
- 書くことの能力を育てるため,次の事項について指導する。
- 目的や意図に応じて,自分の考えを効果的に書くこと。
- 全体を見通して,書く必要のある事柄を整理すること。
- 自分の考えを明確に表現するため,文章全体の組立ての効果を考えること。
- 事象と感想,意見などとを区別するとともに,目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりすること。
- 表現の効果などについて確かめたり工夫したりすること。
- 読むこと
- 読むことの能力を育てるため,次の事項について指導する。
- 自分の考えを広げたり深めたりするために,必要な図書資料を選んで読むこと。
- 目的や意図などに応じて,文章の内容を的確に押さえながら要旨をとらえること。
- 登場人物の心情や場面についての描写など,優れた叙述を味わいながら読むこと。
- 書かれている内容について事象と感想,意見の関係を押さえ,自分の考えを明確にしながら読むこと。
- 必要な情報を得るために,効果的な読み方を工夫すること。
〔言語事項〕
- 「A話すこと・聞くこと」,「B書くこと」及び「C読むこと」の指導を通して,次の事項について指導する。
- 文字に関する事項
- 第5学年及び第6学年の各学年においては,学年別漢字配当表の当該学年までに配当されている漢字を読むこと。また,当該学年の前の学年までに配当されている漢字を書き,文や文章の中で使うとともに,当該学年に配当されている漢字を漸次書くようにすること。
- 仮名及び漢字の由来,特質などについて理解すること。
- 表記に関する事項
- 送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書くこと。
- 語句に関する事項
- 語句に関する類別の理解を深めること。
- 語句の構成,変化などについての理解を深め,また,語句の由来などに関心をもつこと。
- 表現したり理解したりするために必要な語句について,辞書を利用して調べる習慣を付けること。
- 語感,言葉の使い方に対する感覚などについて関心をもつこと。
- 文語調の文章に関する事項
- 易しい文語調の文章を音読し,文語の調子に親しむこと。
- 文及び文章の構成に関する事項
- 文や文章にはいろいろな構成があることについて理解すること。
- 言葉遣いに関する事項
- 日常よく使われる敬語の使い方に慣れること。
- 共通語と方言との違いを理解し,また,必要に応じて共通語で話すこと。
- 文字に関する事項の指導のうち,書写については,次の事項を指導する。
- 書写に関する事項
- 文字の形,大きさ,配列などを理解して,読みやすく書くこと。
- 毛筆を使用して,点画の筆使いや文字の組立て方を理解しながら,文字の形を整えて書くこと。
- 毛筆を使用して,字配りよく書くこと。
- 内容の取扱い
- 内容の「A話すこと・聞くこと」,「B書くこと」及び「C読むこと」に示す事項の指導は,例えば次のような言語活動を通して指導するものとする。
「A話すこと・聞くこと」
自分の考えを資料を提示しながらスピーチをすること,目的意識をもって友達の考えを聞くこと,調べた事やまとめた事を話し合うことなど
「B書くこと」
礼状や依頼状などの手紙を書くこと,自分の課題について調べてまとまった文章に表すこと,経験した事をまとまった記録や報告にすることなど
「C読むこと」
読書発表会を行うこと,自分の課題を解決するために図鑑や事典などを活用して必要な情報を読むことなど
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