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第2 各学年の目標及び内容〔第5学年〕

  1. 目標
    1. 植物の発芽から結実までの過程,動物の発生や成長などをそれらにかかわる条件に目を向けながら調べ,見いだした問題を計画的に追究する活動を通して,生命を尊重する態度を育てるとともに,生命の連続性についての見方や考え方を養う。
    2. 物の溶け方,てこ及び物の動きの変化をそれらにかかわる条件に目を向けながら調べ,見いだした問題を計画的に追究したりものづくりをしたりする活動を通して,物の変化の規則性についての見方や考え方を養う。
    3. 天気の変化や流水の様子を時間や水量,自然災害などに目を向けながら調べ,見いだした問題を計画的に追究する活動を通して,気象現象や流水の働きの規則性についての見方や考え方を養う。
  2. 内容
    1. 生物とその環境
      1. 植物を育て,植物の発芽,成長及び結実の様子を調べ,植物の発芽,成長及び結実とその条件についての考えをもつようにする。
        1. 植物は,種子の中の養分を基にして発芽すること。
        2. 植物の発芽には,水,空気及び温度が関係していること。
        3. 植物の成長には,日光や肥料などが関係していること。
        4. 花にはおしべやめしべなどがあり,花粉がめしべの先に付くとめしべのもとが実になり,実の中に種子ができること。
      2. 魚を育てたり人の発生についての資料を活用したりして,卵の変化の様子を調べ,動物の発生や成長についての考えをもつようにする。
        1. 魚には雌雄があり,生まれた卵は日がたつにつれて中の様子が変化してかえること。
        2. 人は,母体内で成長して生まれること。
    2. 物質とエネルギー
      1. 物を水に溶かし,水の温度や量による溶け方の違いを調べ,物の溶け方の規則性についての考えをもつようにする。
        1. 物が水に溶ける量には限度があること。
        2. 物が水に溶ける量は水の量や温度,溶ける物によって違うこと。また,この性質を利用して,溶けている物を取り出すことができること。
        3. 物が水に溶けても,水と物とを合わせた重さは変わらないこと。
      2. てこを使い,力の加わる位置や大きさを変えて,てこの仕組みや働きを調べ,てこの規則性についての考えをもつようにする。
        1. 水平につり合った棒の支点から等距艶に物をつるして棒が水平になったとき,物の重さは等しいこと。
        2. カを加える位置や力の大きさを変えると,てこを傾ける働きが変わり,てこがつり合うときにはそjtらの間に一定のきまりがあること。
      3. おもりを使い,おもりの重さや動く速さなどを変えて物の動く様子を調べ,物の動きの規則性についての考えをもつようにする。
        1. 糸につるしたおもりが1往復する時間は,おもりの重さなどによっては変わらないが,糸の長さによって変わること。
        2. おもりが他の物を動かす働きは,おもりの重さや動く速さによって変わること。
    3. 地球と宇宙
      1. 1日の天気の様子を観測したり,映像などの情報を活用したりして,天気の変わり方を調べ,天気の変化の仕方についての考えをもつようにする。
        1. 天気によって1日の気温の変化の仕方に違いがあること。
        2. 天気の変化は,映像などの気象情報を用いて予想できること。
      2. 地面を流れる水や川の様子を観察し,流れる水の速さや量による働きの違いを調べ,流れる水の働きと土地の変化の関係についての考えをもつようにする。
        1. 流れる水には,土地を削ったり,石や土などを流したり積もらせたりする働きがあること。
        2. 雨の降り方によって,流れる水の速さや水の量が変わり,増水により土地の様子が大きく変化する場合があること。
  3. 内容の取扱い
    1. 内容の「A生物とその環境」の(1)については,次のとおり取り扱うものとする。
      1. アの「種子の中の養分」については,でんぶんだけを扱うこと。
      2. ア,イ及びウについては,土を発芽の条件や成長の要因として扱わないこと。
      3. エについては,おしべ,めしべ,がく及び花びらを扱うことにとどめること。また,受粉については,虫や風が関係していることに触れるにとどめること。
    2. 内容の「A生物とその環境」の(2)については,児童がア又はイのいずれかを選択して調べるようにするものとする。また,受精に至る過程は取り扱わないものとする。
    3. 内容の「B物質とエネルギー」の(2)のイについては,支点が力点と作用点の間にあるてこだけを用い,てこの原理が理解できる程度にとどめるものとする。
    4. 内容の「B物質とエネルギー」の(3)については,児童がア又はイのいずれかを選択して調べるようにするものとする。
    5. 内容の「B物質とエネルギー」の指導に当たっては,2種類程度のものづくりを行うものとする。
    6. 内容の「C地球と宇宙」の(1)のイについては,台風の進路による天気の変化や台風と降雨との関係についても触れるものとする。

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