第2 各学年の目標及び内容〔第5学年及び第6学年〕
- 目標
- 各種の運動の課題をもち,活動を工夫して計画的に行うことによって,その運動の楽しさや喜びを味わうことができるようにするとともに,その特性に応じた技能を身に付け,体の調子を整え,体力を高める。
- 協力,公正などの態度を育てるとともに,健康・安全に留意し,自己の最善を尽くして運動をする態度を育てる。
- けがの防止,心の健康及び痛気の予防について理解できるようにし,健康で安全な生活を営む資質や能力を育てる。
- 内容
- 体つくり運動
- 自己の体に関心をもち,ねらいをもって次の運動を行い,体ほぐしをしたり,体力を高めたりすることができるようにする。
- 体ほぐしの運動
- 自己の体に気付き,体の調子を整えたり,仲間と交流したりするためのいろいろな手軽な運動や律動的な運動をすること。
- 体力を高める運動
- 体の柔らかさ及び巧みな動きを高めるための運動をすること。
- 力強い動き及び動きを持続する能力を高めるための運動をすること。
- 互いに協力して,運動ができるようにする。
- 自己の体力や体の状態に応じて,体ほぐしの行い方や体力の高め方を工夫することができるようにする。
- 器械運動
- 自己の能力に適した課題をもって次の運動を行い,技に取り組んだり,その捜ができるようにしたりする。
- マット運動及び鉄棒運動について,新しい技に取り組んだり,その捜を加えてそれらを繰り返したり,組み合わせたりすること。
- 跳び箱運動について,安定した動作での支持跳び越しをすること。
- 互いに協力して運動をしたり,器械・器具の使用の仕方を工夫して安全に運動をしたりすることができるようにする。
- 自己の能力に適した捜に取り組み,その技ができるようにするための課題の解決の仕方を工夫することができるようにする。
- 陸上運動
- 自己の能力に通した課題をもって次の運動を行い,その技能を身に付け,競争したり,記録を高めたりすることができるようにする。
- 短距馳走・リレー及びハードル走
- 走り幅跳び及び走り高跳び
- 互いに協力して安全に練習や競争ができるようにするとともに,競争では,勝敗に対して正しい態度がとれるようにする。
- 自己の能力に通した課題を決め,課題の解決の仕方を工夫することができるようにする。
- 水泳
- 自己の能力に通した課題をもち,クロール及び平泳ぎの技能を身に付け,続けて長く泳ぐことができるようにする。
- 互いに協力して水泳をしたり,水泳プールのきまりや水泳の心得を守って安全に水泳をしたりすることができるようにする。
- 自己の能力に適した課題を決め,課題の解決の仕方を工夫することができるようにする。
- ボール運動
- チームに適した課題をもって次の運動を行い,その技能を身に付け,簡単な作戦を生かしてゲームができるようにする。
- バスケットボール
- サッカー
- ソフトボール又はソフトバレーボール
- 互いに協力し,役割を分担して練習やゲームができるようにする。また,勝敗に対して正しい態度がとれるようにする。
- 自分のチームの特徴に応じた作戦を立てたり,ルールを工夫したりすることができるようにする。
- 表現運動
- 表現及びフォークダンスについて,身近な生活の中から題材を選んで動きに変化と起伏を付けて表現したり,地域の踊りや世界の踊りを身に付けたりして,みんなで踊りを楽しむことができるようにする。また,友達やグループの表現や動きのよさが分かるようにする。
- 互いのよさを認め合い,協力して練習や発表ができるようにする。
- 自分やグループの特徴を生かした表現や踊りに取り組んだり,練習や発表の仕方を工夫したりすることができるようにする。
- 保健
- けがの防止について理解するとともに,けがなどの簡単な手当ができるようにする。
- 交通事故,学校生括の事故などによるけがの防止には,周囲の危険に気付いて,的確な判断の下に安全に行動することや環境を安全に整えることが必要であること。
- けがをしたときなどは,速やかに手当をする必要があること。また,簡単な手当ができること。
- 心の発達及び不安,悩みへの対処の仕方について理解できるようにする。
- 心は,いろいろな生活経験を通して,年齢とともに発達すること。
- 心と体は密接な関係にあり,互いに影響し合うこと。
- 不安や悩みへの対処には,大人や友達に相談する,仲間と遊ぶ,運動をするなどいろいろな方法があること。
- 痛気の予防について理解できるようにする。
- 病気は,病原体,体の抵抗力,生活行動,環境がかかわりあって起こること。
- 病原体が主な要因となって起こる病気の予防には,病原体を体に入れないことや病原体に対する体の抵抗力を高めることが必要であること。
- 生活習慣病など生活行動が主な要因となって起こる病気の予防には,栄養の偏りのない食事や口腔(くう)の衛生など,望ましい生活習慣を身に付けることが必要であること。また,喫煙,飲酒,薬物乱用などの行為は,健康を損なう原周となること。
- 内容の取扱い
- 内容の「A体つくり運動」の(1)のア及びイの�撃ノついては,2学年にわたって指導するものとする。
- 内容の「D水泳」の(1)については,学校の実態に応じて背泳ぎを加えて指導することができる。
- 内容の「Eボール運動」の(1)については,地域や学校の実態によってはりは取り扱わないことができることとし,ハンドボールなどその他のボール運動を加えて指導することができる。
- 内容の「F表現運動」の(1)については,地域や学校の実態に応じてリズムダンスを加えて指導することができる。
- 内容の「G保健」については,(1)及び(2)を第5学年,(3)を第6学年で指導するものとする。
- 内容の「A体つくり運動」の(1)のアと「G保健」の(2)のりについては,相互の関連を図って指導するものとする。
- 内容の「G保健」の(3)のりの薬物については,有機溶剤の心身への影響を中心に取り扱うものとする。また,覚せい剤等についても触れるものとする。
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