あさりのタンパク質は、魚肉の半量程度しかなく脂質量も低いことから、一般的には栄養価は低いように見られがちです。しかし、あさりには貧血と関係の深い鉄分・ビタミンB12が豊富に含まれています。また、あさりを佃煮荷加工するとと鉄分の量が生より3倍以上に増し100g中25mgにもなることから、貧血気味の人や低血圧の人、妊産婦にも最適な食材と言えます。
その他あさりにはカルシウム・カリウム・亜鉛・銅・クロムなどのミネラル、ビタミン、タウリンなどが多く含まれています。
近年注目されているアミノ酸の一種であるタウリンには、血圧を正常に保つ働きが知られていますが、心臓強化、貧血の予防、血中コレステロールを減少させ血液をサラサラにする、肝臓機能の促進、アルコール障害の改善、糖尿病の防止など多くの効用が認められています。
また、神経伝達物質の働きを調節し、中でも網膜に多量に含まれ網膜神経組織の発育・安定化に重要な役割を果たすことも知られています。