豚のヒレ肉は非常に肉の繊維がきめ細かく、すべての部位の中で最も柔らかい肉質です。豚のヒレ肉はビタミンB群、ミネラルに富み、特にビタミンB1は豚バラ肉の2倍、牛肉の10倍含んでいるだけではなく、消化率は90%以上と高く栄養価が高いだけではなく非常に効率の良い食材といえます。
このヒレに多く含まれるビタミンB1は、ご飯やパンに含まれる糖質をエネルギーに変えるという過程ではたらく非常に重要な栄養素で、疲労回復・肥満予防に非常に効果的です。
また、豚のヒレ肉は鉄、リン、カリウムなどのミネラル成分が豊富です。鉄はヘモグロビンの必須成分で、血行を促し、貧血を予防する働きがあることは周知のとおりです。リンは骨や歯を作り、神経や筋肉の機能を正常に保つ働きがあり、カリウムは体の水分バランスを整え、ナトリウム(塩分)を効果的に排出し、スナック菓子やファーストフードを摂取する機会の多い現代の子どもたちに必須の栄養素です。
中華料理では「肉」といえば豚肉をさします。医食同源の思想の中で、体を温める食材に位置づけられています。ちなみに牛肉は健康上望ましくないとして、中華料理では積極的には使用されていません。
栄養たっぷりでしかも安価、豚肉の中でも健康効果が高く、低脂肪・低カロリーのヒレをぜひお勧めしたい。